木版というオールドメディア中のオールドメディアを扱っているのに、全体のトーンが驚くほど軽やかだ。マネタイズ大前提で動いていることを隠さず、SNSを駆使し、現代美術ともフラットに接続していく。その姿勢が>>続きを読む
トイストーリーの塗り絵と、キングダムのマスカラ。二人の少女の違う道を、持っている物でここまで繊細に描くとは。二度繰り返されるバス内寄り添いカットは『The Witch/魔女』に匹敵するきらめきがあった>>続きを読む
石巻の斎場から始まるファーストカットに、「これは震災映画だ」とわかって見始めているこちらは、反射的に身構える。しかし物故者である青年は、震災の少し前にひき逃げ事故で亡くなっていたことがすぐに明かされる>>続きを読む
むちゃくちゃ怖いし、冷静に考えると後味悪い話なのに、クライマックスド級にカタルシスのある追いかけっこシーンがあるおかげでなんだか爽やか。面白かった。
この医者は絶対にジャズを聴く人間だろ、という勝手な読みをあざ笑うかのように、まさかのデュラン・デュラン愛好家で爆笑。
一方で、90年代すぎる選曲センス、大仰な入り方、雑に感じる音量のアップダウン、回>>続きを読む
「彼らの記憶“だけ”に基づいている」という前提がめちゃくちゃ大事だったっぽい。
ハラハラドキドキするとか、展開に引っ張られるタイプの面白さは意図的に排除されている。あえて面白くしないこと自体が、この>>続きを読む
爬虫類がかなり露骨にユダヤのアナロジーとして描かれており、そこを巨大シオニスト企業:ディズニーがやること自体にまず居心地の悪さを感じる。作り手側にグラデーションがあるのは分かるけど、それでもこの表象が>>続きを読む
シェーン・ブラック、リュック・ベンソン、ガイリチ辺りが撮りそうなこの手のジャンルをアロノフスキーが取るのに結構びっくりした。けど蓋を開けてみれば「過去に大きな欠落を抱えた主人公の、セラピー的旅路」とい>>続きを読む
そう遠くないうちに邦キチで扱われてる光景が見える。
パミョをドロップした国でなんでこんなしょっぱい映画ができんねん!こっちは昨日『邪悪なる者』見とんねんぞ!となった。ぬるくて既視感に満ちてる。
フ>>続きを読む
能天気なラブコメを想像していたので、想像以上にセルフケアの話で満たされたロマンス映画でうれしい驚きだった。退行催眠によるカウンセリングに物語見出すとこういう仕上がりになるのかな。
食事会で家族のことを話すシーンはインプロか?障害児育児の当事者として、くらわずにはいられなかった...
オルピが有する涙のタトゥーが、序盤は野蛮さと社会的逸脱の象徴として示され、最後には父性の象徴と>>続きを読む
唐突に出てくる(本物の)ロイド・カウフマンに感動、夢を見たような映画だ…