このツールは、OpenAIのChatGPTのデータエクスポート機能によってダウンロードされたzipファイルを分析し、会話履歴を閲覧するためのWebアプリケーションです。会話の一覧表示、検索、詳細表示機能を備えています。
- 会話一覧表示: すべての会話を更新日時順に表示
- 検索機能: タイトルによる会話の検索
- ページネーション: 大量の会話を効率的に閲覧
- 会話詳細表示: 各会話の全メッセージを時系列で表示
- レスポンシブデザイン: スマートフォンやタブレットでも閲覧可能
- Python 3.6以上
- pip(Pythonパッケージマネージャー)
-
ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
-
コマンドラインで解凍したディレクトリに移動します:
cd chatgpt_viewer -
仮想環境を作成し、有効化します:
python -m venv venv source venv/bin/activate # Windowsの場合: venv\Scripts\activate -
必要なパッケージをインストールします:
pip install -r requirements.txt -
ChatGPTのエクスポートデータを配置します:
- ChatGPTからダウンロードしたzipファイルを解凍
- 解凍したファイル(conversations.json, user.json, message_feedback.json, shared_conversations.json, chat.html)を
/chatgpt_exportディレクトリに配置
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アプリケーションを起動します:
python src/main.py -
ブラウザで以下のURLにアクセスします:
http://localhost:5000 -
会話一覧が表示されます:
- 会話は更新日時の新しい順に表示されます
- 検索ボックスを使用して会話を検索できます
- ページネーションを使用して次のページに移動できます
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会話タイトルをクリックすると、その会話の詳細が表示されます:
- ユーザーとアシスタントのメッセージが時系列で表示されます
- 各メッセージには送信時間が表示されます
- 「会話一覧に戻る」ボタンで一覧に戻れます
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会話データが表示されない場合:
- ChatGPTエクスポートファイルが正しいディレクトリに配置されているか確認してください
- ファイルの権限が適切に設定されているか確認してください
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アプリケーションが起動しない場合:
- 必要なパッケージがすべてインストールされているか確認してください
- ポート5000が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください
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検索機能が動作しない場合:
- 検索クエリが正しく入力されているか確認してください
- 大文字小文字は区別されません
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ポート番号の変更:
src/main.pyの最後の行を編集します:app.run(host='0.0.0.0', port=希望するポート番号, debug=True)
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ページあたりの会話数の変更:
src/main.pyのindex()関数内のper_page = 50を変更します。
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使用技術:
- Flask: Webフレームワーク
- Flask-Paginate: ページネーション機能
- Bootstrap: UIフレームワーク
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ファイル構成:
src/main.py: アプリケーションのメインロジックsrc/templates/: HTMLテンプレートrequirements.txt: 依存パッケージリスト
- このアプリケーションはローカル環境での使用を想定しています
- 大量のデータを扱う場合、メモリ使用量に注意してください
- セキュリティ上の理由から、インターネットに公開する場合は適切なセキュリティ対策を施してください