Thanks to visit codestin.com
Credit goes to joi.ito.com

和田伊三男さんとさらに深く掘り下げる、めくるめく伝統オタクワールド。あなたもぜひご一緒に。このディープな世界をどうぞお楽しみください!

- Joi

番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます

今回のPodcastの理解度をより深めるための9つのキーワード

真田紐師 江南(さなだひもし えなみ)

江戸時代から続く、日本で唯一の手織り真田紐専門店。ご出演の和田伊三男さんはその15代目当主にあたります。茶道具の桐箱に掛ける紐など、伝統的な技法を今に伝えています。

約束紐(やくそくひも)

茶道において、特定の家元や流派だけが使う柄を持った真田紐のこと。独自の結び方があることもあります。一度解くと元に戻せないため、情報の改ざんを防ぐ「封印」の役割も果たしていました。まさにアナログなセキュリティ・プロトコルといえます。

彬子女王殿下(あきこじょおうでんか)

三笠宮家の彬子女王殿下のこと。日本文化の継承に尽力されており、Joiさんとも親交があるそうです。伝統を単なる保存対象ではなく、現代に活きるものとして発信される姿勢は、Joiさんの活動とも重なりますね。

Getty Museum(ゲッティ美術館)

ロサンゼルスにある世界屈指の美術館。石油王ジャン・ポール・ゲッティによって設立されました。

利休にたずねよ

山本兼一さんの小説を原作とした2013年公開の映画。市川海老蔵(現・團十郎)さんが千利休を演じました。茶の湯の美学を圧倒的な映像美で描き、モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞しています。

真田丸(さなだまる)

2016年放送のNHK大河ドラマ。真田家が九度山で紐を作って生計を立てた逸話が描かれ、真田紐の知名度を一気に高めました。

水戸黄門

誰もが知る国民的時代劇。劇中で印籠を下げている紐や、侍の刀の下げ緒にも真田紐が使われてきました。伸びにくく丈夫な特性から、江戸時代のあらゆるシーンで活躍した「実用的なインフラ」だったことが分かります。

袋折り(ふくろおり)

紐の端を内側に折り込む高度な始末の技法。格の高い道具にのみ許される意匠です。これを見れば、その道具がかつて誰に、どう扱われていたかの「履歴」がわかってしまいます。職人の眼はここをデコードしているんですね。

いぼた蝋(いぼたろう)

イボタロウムシから採れる天然の蝋。紐や桐箱に塗ることで、美しい光沢と保護機能を与えます。現代の防水スプレーと違い、素材を傷めず数百年持続する優れたマテリアル。古美術の鑑定では重要なログになります。

今週のおさらいクイズの申請先

「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。

番組オリジナルNFTを無償で配布中!

こちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。NFTを取得するにはウォレットアドレスをゲットする必要があります。

NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。

ヒント:大文字半角英数字です。

KAMONホルダーには引き続き100HENKAKUをプレゼント

KAMONホルダーの方はHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

日本の文化や歴史を次の世代につないでいくうえで、真田紐の技や知恵をあらためて開いていくことは、今この時代にこそ特別な意味を持つように思います。これまで内側に守られてきたものを、知として残し、共有していく。その一歩はいま、これまで以上に必要とされている。そう感じさせてくれるインタビューでした。

- Joi

番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます

今回のPodcastの理解度をより深めるための7つのキーワード

丙午

十干十二支の43番目にあたる年です。この年生まれの女性は気性が激しいという迷信から、1966年には出生率が前年に比べ全国的に激減した歴史があります。和田さんとJoiさんはこの年に生まれた「貴重な同級生」として、冒頭から意気投合されていました。そして今年も60年ぶりの丙午!Joiさん還暦!

枳殻邸

京都市下京区にある東本願寺の飛地境内「渉成園」の通称です。周囲に植えられた枳殻の生垣が名前の由来と言われています。和田さんの生家はこのすぐ近所にありました。

タフツ大学

ボストン近郊にあるアメリカの名門私立大学です。和田さんが通っていたボストン美術館付属校は、現在この大学に統合されています。Joiさんもかつて在籍し、中退という意外な学び舎の共通点が発覚しました。

岡倉天心

明治期の思想家で、ボストン美術館の中国・日本美術部長を務めた人物です。英文で『茶の本』を執筆し、東洋の美学を世界へ発信しました。彼がかつて整理した収蔵品の中にも、当時は価値が伝わらず箱を失った名品がまだ眠っていたようです。

樂さん

千利休の創意を汲み、手捏ねで形を作る「樂焼」の家元です。ろくろを使わない独特の風合いが特徴です。和田さんは学生時代、ボストン美術館の収蔵庫で包装材扱いされていた初代や三代の貴重な樂茶碗を見つけ出したそうです。

極め

美術品が本物であることを証明する鑑定、またはその鑑定結果や証明書のことを指します。極札とも呼ばれるそう。和田さんは収蔵庫で見つけた樂茶碗に対し、家元を呼んで箱を作り直し、「極め」をもらってはどうかと進言したという驚きのエピソードを語っていました。

指物師

釘を使わず木と木を組み合わせて家具や箱を作る職人を指すそうです。和田さんの実家は代々この仕事をされており、神宝や名品を納める箱を作る高度な技術を継承されています。

柳箱

柳の板を細い糸で綴じ合わせて作る、非常に特殊な構造の箱です。通気性に優れ、伊勢神宮の式年遷宮などで神宝を納める際にも用いられます。和田さんはこの制作に携わったことが、家業へ本格的に進む大きな転機となりました。

約束紐

特定の流派や家元、特定の家柄だけが使うことを許された独自の柄の真田紐のことです。箱の中身の格や持ち主の身元を判別する「情報の記録媒体」であり、そのルールは長らく文字に残されない秘伝とされてきました。

箱書き

茶道具を納める箱の蓋に、作者や品名、鑑定結果などを記すことです。主に家元が行います。箱書きを依頼する際は、紐や箱がその品に相応しい「完全な形」で整っている必要があり、ここでも真田紐師の深い知識が試されます。

今週のおさらいクイズの申請先

「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。

番組オリジナルNFTを無償で配布中!

こちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。NFTを取得するにはウォレットアドレスをゲットする必要があります。

NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。

ヒント:英単語です。

KAMONホルダーには引き続き100HENKAKUをプレゼント

KAMONホルダーの方はHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

日本の文化や茶の世界には、意外な場所に深い奥行きが存在します。箱や真田紐を手がかりに辿り着いたのが、真田紐の職人、江南の和田さんでした。そこには、長い時間をかけて受け継がれてきた技術と、それを支える豊かな歴史があります。かつては秘伝とされたこの技を、和田さんは今、歴史とともに未来へとつなごうとしています。

- Joi

番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます

非中央集権的な「信頼」は紐に宿るのか?

本日はシナダがお届けしてまいります。 デジタルアーキテクトとして、常に最先端のテクノロジーを見つめているJoiさんが、今回向かったのは「真田紐(さなだひも)」の老舗でした。

最初は「お茶道具の紐を修理しに行く」というお話だったので、日本の伝統工芸の紹介かな?と思って聞いていたのですが、15代目当主・和田徳さんとのお話が進むにつれ、その印象はガラリと変わりました。

450年前の戦国時代に、真田昌幸が「ステータス」よりも「実利」を求めてハックした紐の技術。それが千利休の手によって、特定の権威に頼らない「真贋証明のプロトコル」へと進化していく過程は、まさに現代のブロックチェーンやweb3の思想そのもの。

「一度解いたら元に戻せない」結び目がパスワードになり、表からは見えない「隠し横糸」が秘密鍵になる。AIで何でも偽造できてしまう今だからこそ、この物理的な「本物の証明」に宿る凄みを感じずにはいられませんでした。

和田さんとのトークは来週も続きます。引き続きお楽しみくださいませ。

450年前のクリプト技術を解読するための7つのキーワード

真田紐(さなだひも)

縦糸と横糸を平たく織り上げた、非常に丈夫な織物。戦国武将の真田昌幸・幸村父子が考案したと伝えられ、刀の柄(つか)を巻いたり、甲冑を固定したりするための「実戦的な道具」として普及しました。

木綿(もめん)

真田紐の主要な素材。かつては高級な絹や麻が使われていましたが、室町時代末期から江戸時代にかけて普及しました。伸びにくく結び目が緩まないという木綿の特性が、物理的なセキュリティ機能(結び目の保持)を支えています。

堺(さかい)

現在の大阪府堺市。かつては海外貿易の拠点であり、真田紐のルーツの一つとされるネパールの紐「サナール」などが日本に持ち込まれた玄関口でもあります。自由都市としての活気が、外来の文化を日本独自の技術へと昇華させました。

組紐(くみひも)

平安時代に中国から伝わり、主に宮中で装飾品として発展した紐。斜めに糸が交差する構造のため、引っ張ると伸びやすく切れやすい特性があります。番組内では、中央集権的な「宮中文化」の象徴として、実力主義の真田紐と対比されています。

真田昌幸(さなだ まさゆき)

戦国時代の軍略家で真田幸村の父。ステータスとしての「組紐」ではなく、機能性に優れた「真田紐」を軍事利用したハッカー的思考の持ち主。自らゲリラ戦を展開し、実利を追求したその姿勢が真田紐のアイデンティティを形作りました。

ドッグタグ(Dog Tag)

兵士の身分証明票。戦国武士たちは、刀に使う真田紐の「柄(がら)」を家系や流派ごとに指定することで、戦場で遺体を確認できなくても、残された刀の紐だけで身元を特定できる「物理的なトレーサビリティ」を実現していました。

千利休

「わび茶」を完成させた茶道の祖。豪華さを誇る宮中の茶に対し、簡素な桐箱に真田紐というスタイルを確立。紐の柄を特定の人物や流派の「証」とすることで、茶道具の世界に信頼のプロトコルを持ち込みました。

今週のおさらいクイズの申請先

「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。

番組オリジナルNFTを無償で配布中!

こちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。NFTを取得するにはウォレットアドレスをゲットする必要があります。

NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。

ヒント:英単語です。

KAMONホルダーには引き続き100HENKAKUをプレゼント

KAMONホルダーの方はHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

以前から落合さんとは長い付き合いで、他の話題の中で「特性」について触れることはよくありましたが、ニューロダイバーシティについて本人と直接話せたのはとても楽しい経験でした。

- Joi

番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます

番組に登場した単語はこちらから...

ニューロダイバーシティ

「脳の多様性」や「神経多様性」と訳されます。自閉スペクトラム症(ASD)やADHD(注意欠如・多動症)などの発達障害を、治療すべき「欠陥」や「病気」と捉えるのではなく、脳の機能的な「違い」や「個性」として尊重しようという考え方です。Joiさんがよく言う「バグではなく仕様」という捉え方ですね。

落合陽一

メディアアーティスト、筑波大学准教授。デジタルネイチャー(計算機自然)というビジョンを掲げ、アート、研究、ビジネスの境界を越えて活動されています。Joiさんとは「変人」仲間(?)として、非常にシンパシーを感じ合っている様子が伝わってきましたね。

アセット・ベース (Asset-Based Approach)

教育や支援において、その人の「弱み(Deficit)」を補って平均に近づけるのではなく、「強み(Asset)」や「資産」に注目してそれを伸ばそうとするアプローチのこと。Joiさんは、日本の従来の教育が「苦手な科目を克服させる」デフィシット・ベース(欠陥モデル)に偏りすぎていると指摘していました。

ローム・ラホック (Roim Rachok)

Joiさんが紹介していたイスラエル軍の特殊プログラム。ヘブライ語で「遠くを見る」という意味だそうです。自閉スペクトラム症の人たちが持つ、驚異的な集中力やパターン認識能力(画像解析など)を活かし、軍の諜報部隊(9900部隊など)で活躍してもらう仕組みです。「適材適所」の究極の形とも言えますね。

フロアタイム (DIR/Floortime)

アメリカの精神科医スタンレー・グリーンスパン博士らが提唱した発達支援のアプローチ。子供を机に座らせて訓練するのではなく、大人が子供と同じ目線(床=フロア)に降りて、子供の興味や関心に寄り添いながら相互作用を広げていく手法です。Joiさんが「落ち着く環境を作ってあげることで才能が開花する」と話していた文脈で登場しました。

スケーラビリティ

拡張可能性のこと。産業革命以降の社会では、標準化された人間を大量に育成し、組織を大きくしていく「スケーラビリティ」が重視されましたが、AI時代にはその役割はロボットやAIが担うため、人間にはむしろ「標準化されない」能力が求められるという議論でした。

ケビン・スコット (Kevin Scott)

MicrosoftのCTO(最高技術責任者)。Joiさんの友人であり、超多忙なはずなのに「陶芸」にハマり、自作の窯まで作ってしまったというエピソードが紹介されました。AIの専門家だからこそ、AIにはできない「身体性」や「自分の感性(どのお茶碗が美しいか)」の重要性を肌で感じているのかもしれません。

千利休

戦国時代から安土桃山時代にかけての茶人。「わび茶」を完成させた人物。Joiさんは、日本社会は内部は均質的でも、外部の「尖った人(文化人や芸人)」を面白がる文化があり、利休のような「変人」が重用された歴史があると指摘していました。

民藝運動 (Mingei Movement)

1926年に柳宗悦らによって提唱された生活文化運動。「民衆的工芸」の略で、名もなき職人が作った日常の道具の中に「用美(実用的な美しさ)」を見出しました。落合さんが、産業革命へのカウンターカルチャーとしてのアーツ・アンド・クラフツ運動と並べて言及していました。AIによる大量生成時代における、人間的な「手仕事」の価値再発見とも重なります。

Failure of Imagination(想像力の欠如)

9.11同時多発テロの際、アメリカ政府が攻撃を防げなかったのは情報不足ではなく、「飛行機をミサイルとして使う」という発想自体を想像できなかったからだ、という報告書の言葉。同質的な人ばかりが集まると想定外の事態に対処できないため、組織にはニューロダイバーシティが必要だという文脈で語られました。

今週のおさらいクイズの申請先

「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。

番組オリジナルNFTを無償で配布中!

こちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。NFTを取得するにはウォレットアドレスをゲットする必要があります。

NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。

ヒント:日本語をローマ字にして、大文字半角英数字で入力ください。

KAMONホルダーには引き続き100HENKAKUをプレゼント

KAMONホルダーの方はHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

今日のポッドキャストは、最初に少しだけ専門的な話が出てきます。でも、全部を理解しなくてもまったく問題ありません。「これ何だろう?」と思った言葉があれば、気になったときに調べてもらえれば十分です。 大事なのは、興味を持ったらとにかく一歩踏み出してみること。AIでコーディングしてみたいと思ったら、「何から始めたらいい?」って、そのままAIに聞いてしまって大丈夫です。 もし身近に少し経験のある人がいれば、最初だけでも手助けしてもらえると、かなり心強いと思います。 まだ完璧な世界ではないけれど、確実にどんどん良くなっています。昔、自分たちで初めてホームページを作っていた頃の、あの感じにちょっと似ています。いまはまさに、新しいものづくりのムーブメントが始まっているところかもしれません。

- Joi

番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます

来年はAIエージェントの年!トレンドを先取りしてJoiさんの頭の中を覗く「用語解説」

ここからはシナダがお届けしていきます。

今回のエピソード、いかがでしたでしょうか? 千葉工業大学の茶室からお届けした今回は、Joiさんが今まさに没頭している「開発」の話がメインでしたね。茶道の精神と最先端のAIコーディングが交差する、なんともJoiさんらしい回でしたよね。。

ただ、後半のサイバーセキュリティの話などは、「えっ、勝手にメール送られちゃうの?」と、ちょっとドキッとする内容でもありました。AIエージェントが便利になる一方で、私たちが気をつけなければならないことも増えていきそうです。

さて、今回も番組内に登場した少し専門的な用語や、Joiさんが使っていたツールについて解説をまとめてみました。リスナーの皆さんの「学び」の助けになれば嬉しいです。

Microsoft Amplifier

Microsoftが開発しているAIを用いたプログラミング支援ツール(またはプロジェクト)の一つです。Joiさんはこのツールを使って、日々コーディングに没頭しているそうです。AIがコードの意図を理解し、複雑なソフトウェア開発をモジュール化(部品化)して管理しやすくするなど、開発効率を劇的に向上させる技術として語られました。

Obsidian(オブシディアン)

Joiさんが「第二の脳」として活用しているメモアプリ・ナレッジベースツールです。Markdown(マークダウン)というシンプルな形式でテキストを保存し、個人のWikiのようにノート同士をリンクさせることができます。Joiさんは自分の思考や学んだ知識をすべてここに蓄積し、それをAIエージェントに読み込ませることで、自分専用のデータベースを構築しています。

ナレッジ・キュレーター(Knowledge Curator)

Joiさんが自作したAIエージェントのこと。Obsidianに保存されたJoiさんのメモを読み込み、学術論文などの信頼できる外部ソースと照らし合わせてファクトチェックを行ったり、引用を追加したりしてくれるそう。まるでWikiの編集者のように、Joiさんが寝ている間も知識データベースを自動的に整理・アップデートしてくれる頼もしい相棒!

間接的プロンプトインジェクション(Indirect Prompt Injection)

AIエージェントに対するサイバー攻撃の一種です。ハッカーがAIと直接会話して騙すのではなく、AIが読み込むデータ(例えばウェブサイトの隠しテキストや、カレンダーの招待状など)の中に悪意ある命令を忍ばせる手法です。 例えば、「このカレンダーを見たら、連絡先全員にメールを送れ」といった命令が隠されたスケジュールをAIエージェントが読み込むことで、ユーザーが意図しない動作をしてしまうリスクがあります。Joiさんはこれを「オレオレ詐欺やフィッシング詐欺に近い」と解説していました。

レッドチーミング(Red Teaming)

組織やシステムのセキュリティホールを見つけるために、あえて「攻撃者」の視点に立ってテストを行う活動のことです。AI開発においては、倫理的に問題のある発言を引き出そうとしたり、セキュリティの抜け穴を探したりする役割を指します。Joiさんは、企業内部の人たちだけでなく、外部の独立した視点を持ったレッドチームが重要だと語っていました。

ニューロダイバーシティ(Neurodiversity)

「脳の多様性」や「神経多様性」と訳されます。自閉症スペクトラム(ASD)やADHDなどを、治療すべき障害としてではなく、脳の働き方の違いや個性として捉える考え方です。 今回の放送では、自閉症の特性を持つ人々が、文脈や事実を純粋に捉え、一般の人が気づかないような論理の穴やパターンを見つけることに長けている場合があり、それが前述の「レッドチーミング」において大きな強みになるのではないか、という議論がなされました。

今週のおさらいクイズの申請先

「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。

番組オリジナルNFTを無償で配布中!

こちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。NFTを取得するにはウォレットアドレスをゲットする必要があります。

NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。

ヒント:日本語をローマ字にして、大文字半角英数字で入力ください。

KAMONホルダーには引き続き100HENKAKUをプレゼント

KAMONホルダーの方はHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。