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GeForce GTX 10シリーズ向けドライバは10月が最終更新に
2025年8月1日 16:53
NVIDIAは7月31日、GeForce向け最新ドライバ「GeForce Game Ready Driver 580.88」を公開した。あわせて、旧世代GPUやWindows 10搭載PC向けのサポート計画について明らかにした。
同社の説明によると、Maxwell、Pascal、Voltaアーキテクチャを採用した旧世代GeForce GPUについては、2025年10月のリリースをもってGame Ready Driverの提供を終了。以降は、2028年10月までの3年間、四半期ごとにセキュリティ更新プログラムのみを提供していく予定だという。
具体的な製品としては、MaxwellアーキテクチャはGeForce GTX 750/900シリーズなど、PascalアーキテクチャはGeForce GTX 10シリーズなど、VoltaアーキテクチャはTITAN Vなどがそれぞれ該当する。
また、Windows 10搭載PC向けのGame Ready Driverについては、2026年10月までサポートを実施する予定とした。MicrosoftによるWindows 10サポート終了後も、GeForceドライバによる新しいゲームやアプリ向けのDay-0最適化は継続して提供されるかたち。
なお、今回の最新ドライバでは、アクションゲーム「Mafia: The Old Country」向けの最適化や「Clair Obscur: Expedition 33」におけるDLSS 4マルチフレーム生成、DLSSフレーム生成、NVIDIA Reflexのサポートを実施。加えて、G-SYNC Compatibleの対応モニターを新たに62機種追加している。