日経平均一時4万円割れ「令和のブラックマンデー」再来は回避
4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、午前終値は前週末比664円(1.63%)安の4万0134円だった。米経済が労働市場の軟化で減速の兆しをみせ、東京市場では景気敏感株が売られた。市場関係者は2024年8月5日の「令和のブラックマンデー」の再来を危惧したが、ひとまず回避している。 日経平均は680円安で始まり、下げ幅を900円超まで広げる場面があった。取引時間中としては約2週間ぶりに節…
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1945年8月、日本は平和のもと、国民の株式投資を通じて発展する「草の根資本主義」を夢見た。時は80年止まったままだ。 カリスマ投資家バフェット氏を手本に イオンが米投資会社バークシャー・ハザウェイの株主総会を研究している。毎年5月、ネブラスカ州オマハのアリーナに4万人を集めて開く株主の祭典だ。 総会の特徴は、バークシャーの投資先企業数十社が株主向けに自社の商品を即売すること。開門前から列をなし…
自民党で参院選の大敗を踏まえて石破茂首相の退陣をめざす動きが続く。主導するのは解散したはずの「派閥」だ。旧態依然の政局に党内でも冷ややかな声があがる。派閥が前面に出る「石破おろし」は世論の批判を招き、かえって首相を支持する声を増やす可能性がある。 自民党は8日、党本部で「参院選の総括と今後の党運営」をテーマに両院議員総会を開く。参院選の大敗を巡り、首相や執行部の責任を問う意見が相次ぐ見通しだ。…