西部ガス、遠隔地のLNG需要を開拓 脱炭素つかみ取扱量2割増へ
西部ガス、遠隔地のLNG需要を開拓 脱炭素つかみ取扱量2割増へ
西部ガスは燃料を石炭や石油から液化天然ガス(LNG)に切り替える工場などの需要開拓を強化する。営業が手薄だった遠隔地向けの専門部署を新設した。LNGは二酸化炭素(CO2)の排出量が比較的少ない。排出削減に向けて燃料を転換する需要を取り込み、新タンク活用と合わせLNGの取扱量を2割程度増やす考えだ。
同社は主に北九州市のひびきLNG基地と福岡市を結ぶパイプラインでLNGを主原料とする都市ガスを、タ…