新興3DC、EVの寿命伸ばす電池材を量産 14.5億円調達
新興3DC、EVの寿命伸ばす電池材を量産 14.5億円調達
次世代電池素材を開発する東北大学発スタートアップ、3DC(仙台市)は電気自動車(EV)など向けリチウムイオン電池に使う炭素材料を2026年に量産する。耐久性が高く、急速充電で劣化しても従来素材より1割多い容量を保てる点が強み。EV電池の高出力化や長寿命化に対応する国内外の電池メーカーに売り込む。
設備投資に充てるため、ベンチャーキャピタル(VC)のANRIや三菱UFJキャピタルなどを引受先とする…