依存性少ない鎮痛薬、京都大学など米国で治験へ オピオイド代替期待
依存性少ない鎮痛薬、京都大学など米国で治験へ オピオイド代替期待
京都大学の萩原正敏特任教授らは、同大発スタートアップのBTBセラピューティクス(京都市)などと共同で、依存性が少ない鎮痛薬候補の臨床試験(治験)を2026年にも米国で始める。24年まで京大が実施した別の試験で安全性を確かめた。28年ごろの実用化をめざす。米国などで社会問題になっている依存性の強い麻薬性鎮痛薬に取って代わる可能性がある。研究成果は米国科学アカデミー紀要に掲載される。
京大などは新薬…